GRCを使っているのですが、GRCがGoogleの検索順位が取得できなくなっていますね。
一応、解決策を見つけたので紹介しておきます。
検索順位が取得できない!GRCのGoogleエラー(ERR(KH))!
GRCの公式は次のような説明をしています。
2025年1月23日現在、Googleの仕様変更の影響により、GRC/GRCモバイルのGoogleの順位チェックで、この「ERR(KH)」と表示されるエラーが発生しております。
https://seopro.jp/support/q/657110
GRC側で調査を行なっておりますが、現在のところ、解決の目途が立っておりません。
あるいは、GRC側で、対応が難しい問題の可能性があります。誠に申し訳ございません。
X(Twitter)でも動かないツイートが多いですね。
GRCが全部エラーでk順位とれなくなっていますね。
— 鈴木よしまさ@マケステップ代表-SEO特化スクール (@Yoshima_manga) January 17, 2025
どうやらGoogle側でSERPsのスクレイピングを弾く設定を入れたみたいです。
おそらく他の順位取得ツールをとなれないではないでしょうか。これはSEOコンサルからすると致命的ですね。… pic.twitter.com/rBQq4OTiO0
Googleのスクレイピング対策でしょうね。スクレイピングとは、Webサイトやデータベースから特定の情報を抽出する手法ですが、サービス提供事業者は勝手に情報を取得されるので嫌います。
SEOチェキ!やSerposcopeなど複数のツールで動作しないことも確認しましたので。
GRCはとてもおすすめのツールですが、文面から察するにかなり苦しい展開ですね。文句をいっても解決はしないのであたたかく見守りましょう。
この手の解決は難易度が高いです。個人的にも開発者なのでお気持ちはお察しします。
GRCさんの頑張りには期待したいところ。とはいえ、現実問題、仕事で使えないと困る方もいるでしょう。
解決済み!検索順位ツールNobilistaはGoogleの仕様変更に対応
検索順位チェックツール「Nobilista」を提供するIIP株式会社は、2025年1月に行われたGoogleの仕様変更に対応し、サービス機能をアップデートしました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000088641.html
そんな中、日本発の検索順位ツールNobilistaはGoogleの仕様変更に対応してきましたね。プレスリリースまでうっていますね…。月額なので気楽に導入できるし、こちらを使うのは手ですね。
公式サイトにもこの文面です。
現在、1月18日以降、一部のSEO順位計測ツールにおいて順位取得が正常に行えない状況が発生しているとの情報がございます。
Nobilista(ノビリスタ)
この件に関しまして、Nobilistaでは現在問題なく安定した順位計測ができていることが確認でき、また今後も安定的にサービスを提供できることが確認できております。
これは現在、計測ができていないツールに対して当社ツールは、Googleの定めた規定に基づいた計測手法を実施しており、具体的にはAPI連携による順位を取得を実施しているため、Googleのスクレイピングブロックの直接な影響は受けていないことが安定的にサービス提供ができている理由となります。
開発者としてみると、Nobilistaはスクレイピングを使わない方法で順位取得しているように見えます。
Nobilistaとは次のようなツールです。
- UIにこだわった検索順位チェックツール!
- クラウド型なのでPC立ち上げも不要。検索順位を365日自動計測。スマホでチェックOK♪
- レポート機能や第三者へのデータ共有機能も充実しています。
- 最短1分で設定可能なNobilista
- 検索順位データのCSVダウンロード可能
- キーワード数で選べる
GMO順位チェッカーとNobilistaの比較、どっち!?
GMO順位チェッカーもNobilistaの後に、今回の問題に対応してきましたが、大幅値上げを実施しました。
5倍以上の値上げ実施です。GMO順位チェッカーが安いというメリットはなくなりました。もしかしたら順位取得のプログラミングを変えた影響かもしれません。
GRCが相変わらずエラーのままなんで、新規再開のGMO順位チェッカーを見てみたら、有料プランの値段が改定されて高すぎるんだけど・・・これ間違いじゃないよね?
— したっぱ社長👔@仕組み化経営 (@sitappa_presi) January 27, 2025
プロ1000なんて5倍以上だぜ、、、
画像:改定前&後 pic.twitter.com/3gsBZPOQGn
使いやすさはNobilistaの評判がよいです。
GMO順位チェッカーは24日に復旧しました。安いので課金してますがメール通知が2位→圏外→2位→圏外みたいなのばかりで信頼できないため今月で解約しようかと😆
— dam06503224 (@dam06503224) January 25, 2025
GMO順位チェッカーとNobilista使っているけど、最近はNobilistaしか見てない。
— ミライ (@mirai_square) June 6, 2024
GMO順位チェッカーは安い一方、動作が重すぎなんだよなぁ。解約するか参照として放置しておくか迷い中……
料金ってすごく重要だけど、使いやすさも同じくらい重要だと思う今日この頃です#ブログ
GMO順位チェッカーは料金が高くなりましたが、レンタルサーバーのConoHa WINGに契約すると3ヵ月無料で使えます。
GMO順位チェッカー「プロ100」プランを 3カ月間無料でご利用いただける特典を開始しました。
https://www.conoha.jp/wing/news/?btn_id=wing-top–banner_wing-news&ap=2015053691
ただし、期間限定なので長い目でみて長く使えるツールを選んだ方がよいでしょう。
スクレイピングの検索順位取得ツールは危険!?値上げの背景は!?
Googleはスクレイピングを利用規約で禁止しています。
Google 検索結果ページやその他の Google のプロパティをスクレイピングすることはできません。また、スクレイピングされた Google のデータをサードパーティから間接的に入手することも、禁止されています。
https://support.google.com/adspolicy/answer/6169371?hl=ja
Google 検索に自動生成クエリを送信する機械生成トラフィックをスパムポリシーおよび利用規約に違反するとして Google は明確に禁止しています。
https://www.suzukikenichi.com/blog/google-search-now-requires-javascript-to-protect-against-bots/
つまり、スクレイピングを利用している場合、グレーなツールなのです…。
スクレイピング以外に正攻法な方法としてAPIを利用して情報を取得することができますが、Google Custom Search APIは有料サービスです。その分の利用料がNobilistaなどのツールにのってきているためGRCより料金は高くなると推測できます。Twitter APIの有料化された際にも似ていますね。
Nobilista(ノビリスタ)は順位取得の方法として、APIを利用しているため、特に違法性やGoogleの規約違反になるような心配はありません。
https://co.nobilista.com/ja/column/seo/scraping
Nobilistaは、Googleの定めた規定に基づいた計測手法を実施しているようです。
GMO順位チェッカーはどのような方法で検索順位を取得しているのか技術的な点は公開されていないようです。
GRC復活望む人いるけど無理っしょ。復活は勿論できるけど正規API使ったらとんでもない価格になるし。そういう意味で復活は無理だよね。Googleはおこだよね。
— かわらぼ@破天荒エレキ博士 (@jpprepper) January 28, 2025
GRCは復旧しても値上げの可能性もあるでしょう。GRCの立場で考えると、年額支払いのため有料APIを使った場合、その分のマイナスをどうするのかなどさまざまな課題を抱えているかもしれません。
個人的にはGRCはもちろん明日復旧すれば喜ばしいですが、数ヵ月復旧しないことを想定して動いています。
Twitter(X)から流入させる方法も
やっぱり、Googleなど他社が絡むツールやAPIがらみのツールは怖いですね。
といいつつ、個人的にもCraft TwixというX(Twitter)自動投稿ツールを開発しています。
X(Twitter)の集客などにお悩みの方はどうぞ!
APIがらみのツールはあまり開発したくなく現在は他の開発プロジェクトを複数展開しています。新作ができたらまた紹介しますね。
ご参考になれば幸いです。
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